京都ひろくに屋通信7月号
7月1日から31日まで続く祇園祭。京都の街は祇園祭仕様となります。今月の博國屋通信も祇園祭特集でお送りさせて頂きます。
八坂神社、西楼門前には祇園祭の幟旗(のぼりばた)が、期間中のみ立っています(7月17日撮影)
←山鉾巡行は去年に引き続き2年連続中止となりましたが、「山鉾建て(やまほこたて)」は17の保存会で実施されることになりました。10日の朝から 長刀鉾、月鉾の山鉾の組み立てが始まりました。
→釘を1本も使わず荒縄などによる「縄絡み」といわれる伝統技法で見事に組み立てられていきます。
←長刀鉾保存会の倉庫。鉾の真ん中に建つ「正木」を保管する為、奥が深い。
→山鉾建てが始まると、四条通はバス渋滞。神様ごと優先のいつもの光景。
←歩道も提灯で彩られ、BGMも祇園囃子。
→高島屋には還暦を迎えてから絵師になられた木村英輝氏が描いた提灯の展示。
鶏鉾。夕方になると提灯に火が灯され神聖な雰囲気になります。
八坂神社境内。東大路通りに面している門が正面と思われがちですが、南にあります南楼門が正式な入口。
祇園祭りでは山鉾巡行が有名ですが、祭りの主役は実は神輿。
通常は四条通の御旅所に鎮座する3基(中御座、東御座、西御座)の神輿は、今年は八坂神社境内の舞殿に。尋常ではない神々しい空気に包まれていました。
7月17日山鉾巡行が行われた後の夕刻、3基の神輿が此処、八坂神社前に集結。幸神祭は多くの人々で賑わいます。来年はそんな光景を見れることを切に願います。
次回の博國屋通信は五山の送り火についてお送りする予定です。
博國屋の手元供養
京都の樹木葬
滋賀県の櫟野寺樹木葬 櫟苑(らくえん)
© 2021 有限会社 博國屋https://hirokuniya.com/ |