京都ひろくに屋通信6月号
岡崎公園
河井寛次郎氏
6月のよく晴れた日、五条坂近くにある河井寛次郎記念館を訪問しました。此処はかつての河井寛次郎氏の住居兼仕事場がそのまま記念館となっていて、靴を脱いで上がるところから、河井氏のお宅にお邪魔したような感じ。館内所々に河井氏がデザインした椅子が置いてあり、先住の方の気配を感じながら座らせて頂きました。座敷机に置かれた花器の季節の花、縁側で寛ぐネコ、生活空間に飾られている作品。居住空間はゆったりとした居心地の良い空間でした。それが一変したのが仕事場である素焼窯と登り窯エリアに足を踏み入れた時でした。まるで神社仏閣を訪れた時のような神聖で荘厳な空気感。作品が生まれる場所の地場はとてつもなくエネルギーに満ち溢れ、息をのむ迫力のあるところなんだと体感しました。この場から暖かみのある作品が生まれ出るのがとても不思議に感じました。
使うために作られたものに宿る必然の美を「用の美」と呼び、生涯において用の美に即した作品を作り出した河井氏。生涯、無位無冠を貫きとおしました。
*河井寛次郎記念館HP
URL:http://www.kanjiro.jp/
次回は2021年の祇園祭についてお届けする予定です。
ひのきの骨壺
喉仏がちょうどよく入るこつ壺
24,200円(税込)
手元供養をされる方、分骨を希望される方の中で、よく言われるのが「のど仏をそのまま入れたい」です。そんな時、迷いなくおすすめしているのが、このひのきの骨壺です。この骨壷は、名前の通り「ひのき」を使ったミニ骨壺です。綺麗な木目と優しい肌触りになっています。大きさはのど仏がちょうどよく収まるサイズになっています。
蓋は、外れにくいように、少し内側に角度を付けることによって、本体への掴みがよくなります。シンプルなデザインのまま機能面でも工夫しました。また、ミニ骨壷は、小さなものが多い中、大切なのど仏が、余裕をもって入る大きさの設計にしています。お骨を直接入れるのではなく、実際には、付属の正絹製の納骨袋にいれて納骨頂きます。
博國屋の手元供養
京都の樹木葬
滋賀県の櫟野寺樹木葬 櫟苑(らくえん)