京都ひろくに屋通信6月号

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京都岡崎公園の風景
岡崎公園

6月21日の夏至を過ぎたころから本格的な夏に突入。朝、東の窓から痛いほどの太陽の光が容赦なく差し込んできます。京都のうだるような夏の暑さの到来です。

事務所前の寺町通りの風景、アジサイや下御霊神社の風景

6月の風物詩いえば1月から6月までの罪や穢れを祓い無病息災を祈願する「夏越の祓」(なごしのはらえ)。通常は6月30日に神社で神事の後、神職さんと参拝者が「茅ノ輪」(ちのわ)をくぐることが多いのですが、今年はコロナの影響でほとんどの神社で一般参加の神事が中止となり、「茅ノ輪」は個人でくぐってくださいとのこと。8の字を描くように歩きながらくぐると、厄が落ち身を清められるとの謂れががあります。コロナ禍の収束を願って通常より早めの設置がされていて、多くの方が 「茅ノ輪」をくぐられていました。 

平安神宮の茅ノ輪

民芸運動
5月号で少し触れた新しい美の思想「民芸運動」。1925年、柳宗悦氏、河井寛次郎氏、濱田庄司氏、バーナード・リーチが、その土地、風土に根ざして受け継がれてきた技術により、無名の職人たちが作る日常品の美しさに着目しそれを「民芸」と名付けたところから始まる。柳氏は美の思索を理論化し、河井氏と濱田氏は実践へと展開していった。河井氏は柳氏との出会いに衝撃を受け、初個展で好評を博した華麗で技巧的な中国陶磁スタイルを一切捨て、簡素で実用を重んじたものに作風は一変する。その後、河井氏の創造への探求心はますます深まり「新しい自分が見たい。そのために仕事をする。」と様々な分野で仕事(作品)を残している。民芸運動について調べていくうちに中心人物の一人、河井寛次郎氏の作品を見てみたくなりました。                                              
京都偉人探訪

河井寛次郎氏
河井寛次郎氏

6月のよく晴れた日、五条坂近くにある河井寛次郎記念館を訪問しました。此処はかつての河井寛次郎氏の住居兼仕事場がそのまま記念館となっていて、靴を脱いで上がるところから、河井氏のお宅にお邪魔したような感じ。館内所々に河井氏がデザインした椅子が置いてあり、先住の方の気配を感じながら座らせて頂きました。座敷机に置かれた花器の季節の花、縁側で寛ぐネコ、生活空間に飾られている作品。居住空間はゆったりとした居心地の良い空間でした。それが一変したのが仕事場である素焼窯と登り窯エリアに足を踏み入れた時でした。まるで神社仏閣を訪れた時のような神聖で荘厳な空気感。作品が生まれる場所の地場はとてつもなくエネルギーに満ち溢れ、息をのむ迫力のあるところなんだと体感しました。この場から暖かみのある作品が生まれ出るのがとても不思議に感じました。

河井寛次郎記念館の様子

使うために作られたものに宿る必然の美を「用の美」と呼び、生涯において用の美に即した作品を作り出した河井氏。生涯、無位無冠を貫きとおしました。

*河井寛次郎記念館HP
URL:http://www.kanjiro.jp/
次回は2021年の祇園祭についてお届けする予定です。

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ひのきの骨壺

喉仏がちょうどよく入るこつ壺

24,200円(税込)

手元供養をされる方、分骨を希望される方の中で、よく言われるのが「のど仏をそのまま入れたい」です。そんな時、迷いなくおすすめしているのが、このひのきの骨壺です。この骨壷は、名前の通り「ひのき」を使ったミニ骨壺です。綺麗な木目と優しい肌触りになっています。大きさはのど仏がちょうどよく収まるサイズになっています。

お地蔵さんを手で抱える

お地蔵さんを手で抱える

蓋は、外れにくいように、少し内側に角度を付けることによって、本体への掴みがよくなります。シンプルなデザインのまま機能面でも工夫しました。また、ミニ骨壷は、小さなものが多い中、大切なのど仏が、余裕をもって入る大きさの設計にしています。お骨を直接入れるのではなく、実際には、付属の正絹製の納骨袋にいれて納骨頂きます。

ひのきの骨壺の2色画像
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博國屋の手元供養

博國屋の手元供養品

上記でご紹介した手元供養品以外にも様々なタイプをご用意しています。ぜひご覧ください。

博國屋の商品一覧

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京都の樹木葬

手元供養の博國屋のコンサルタント部門を担う㈲カン綜合計画とし2011年よりスタート、現在、東福寺、建仁寺、大徳寺の大本山の塔頭の樹木葬の管理運営を行っております。
京都並びに海外を含む全国からもご好評を頂いております。 また樹木葬の寺院様向けのプロデュースとして、樹木葬閑閑(かんかん)で事業提案をしております。経営主体はお寺となります。カン綜合計画はお寺からの委託を受け、「京都の有名寺の樹木葬」のプロデュースから、募集・運営までを行っています。

京都の樹木葬公式HP

滋賀県の櫟野寺樹木葬 櫟苑(らくえん)

2021年4月に、カン綜合計画の樹木葬プロデュース「閑閑」による新たな樹木葬地、「櫟苑(らくえん)」が開苑しました。櫟苑は滋賀県にある櫟野寺(らくやじ)の樹木葬墓苑の名称です。境内裏手にある杉や楓が生える自然豊かな木立の中にある樹木葬のお墓です。時候による植物の表情は一時として同じものはなく、来る人に自然の暖かさ、優しさをもたらし、自然に溶け込むことができる空間となっています。

櫟野寺樹木葬墓苑

櫟野寺樹木葬公式HP

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